高血圧の概要

「血圧」とは血液が血管の中を通るときの血管にかかる圧力のことで、その血圧が一定の基準値(140/90mmHg以上)より高い場合を「高血圧」といいます。

高血圧は、40~74歳の男性の約6割で女性は約4割と、日本人に大変多い病気です。

高血圧を放置すると、心肥大や動脈硬化、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞や脳卒中などを発症し、命にかかわる病気へとつながります。

高血圧には、大きく分けて「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類があり、全体の約90%は本態性高血圧です。

本態性高血圧とは、原因不明の高血圧のことで、その発症には遺伝因子と環境因子が関係すると考えられています。

遺伝因子としてこれまでに多くの遺伝子が候補としてあげられていますが、単一の遺伝子のみで発症するものではないということはわかっています。

また、食塩のとりすぎやアルコールの飲みすぎ、肥満やストレスなどの環境因子と遺伝因子が相互に関連し合って血圧上昇に働くと考えられています。

二次性高血圧とは、何らかの特定される原因があって高血圧となる状態で、「腎実質性高血圧」や「腎血管性高血圧」、「原発性アルドステロン症」や「褐色細胞腫」などがあります。

高血圧になりやすい人

高血圧になりやすくする危険因子には、遺伝や肥満、耐糖能異常(糖尿病予備群)やストレス、喫煙や塩分の多い食事、飲酒の習慣などがあります。

遺伝については、両親がそろって高血圧の場合その子が高血圧になる確率は約50%、片親だけが高血圧の場合その子が高血圧になる確率は30%前後というデータもあります。

また、遺伝も含めて以下のような傾向の多い人が高血圧になりやすいとされています。

  • 家族に高血圧の人がいる
  • 運動をあまりしない
  • 血糖値が高いといわれたことがある
  • 脂っぽい食べものが好き
  • 濃い味つけのものが好き
  • 野菜や果物はあまり食べない
  • お酒をたくさん飲む
  • ストレスがたまりやすい
  • たばこを吸う

いくつもあてはまる人は、せひ一度血圧を測ってみてください。

現在の基準は以下の通りです。

血圧分類
最高血圧
(mmHg)
最低血圧
(mmHg)
生活習慣
改善
初回薬物療法
積極的適応症が
ない
積極的適応症が
ある
正常 120未満 かつ80未満 奨励する 降圧剤は必要ない 積極的適応症に対する薬剤
高血圧の前状態 129~139 または80~89 行う
ステージ1の
高血圧
140~159 または90~99 行う ほとんどの患者に対して降圧剤 積極的適応症に対する薬剤
ステージ2の
高血圧
160以上 または100以上 行う ほとんどの患者に対して2剤の併用 必要に応じてその他の降圧剤

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