漢方治療を受けてみたいけど、不安なお気持ちからどうしてもおっくうになってしまう方もいらっしゃると思います。
そんな不安を少しでも解消して頂く為に当薬局の治療方針を簡単に紹介させて頂きます。
また、それでも気になる点がある方はお電話でお問合せ下さっても構いません。
不安なお気持ちが無い方がリラックスして診察に望めます。
治療における基本方針
- 当薬局は治す事に重点を置いています。
- 漢方薬による治療を行います。
- 必要最低限な処方を行っていきます。その方にとってその漢方薬が必要であれば使いますし、不必要であれば使いません。
- 治る見込みのない処方は行いません。
- 処方の組み立てに時間がかかる場合は、後に郵送で送らせて頂く場合がございます。
- 使う種類はエキス剤・丸剤がメインです。
診断方法
漢方薬による治療方針を立てるために、まずは診断でその方の状態をハッキリさせます。
診断は四診と呼ばれる方法で行っていきます。
四診は望診(見て診断)・聞診(音などで診断)・問診(問いかけて診断)・切診(脈診など)があり、それらから得た情報を整理して心身のどこに問題があるのかを把握します。
しっかり判断する必要があるため、ここに多くの時間を割きます。
処方の決め方
四診により得られた情報を基に処方を組み立てます。
状態が判断出来ると、その方を治すにはどの様な治す方法を用いれば良いのか判断が出来るので、治す為の漢方薬を選定します。
また、診断・処方決定において検査結果の数値などは重要視しません。
例えば、高プロラクチン血症でのご相談の方がいらっしゃっても、その数値より、むしろそこに伴う精神状態・生理のトラブル・肉体疲労などその他随伴症状の方が漢方治療においては大切です。
それは検査結果の数字だけではその方の状態は判断出来ず、お身体に合う漢方薬を選べないと考える為です。
もちろん状態が整っていけば合わせて数値も改善していきます。
これは漢方薬が人間の備える自然治癒力を底上げし、自分自身の治す力強めるためと当薬局は考えます。
処方以外の事
また、治すために生活面に問題があれば、ご一緒に取り組んで頂く事がございます。
内容は無理の無いレベルでご提案をさせて頂きます。
生活習慣にまで踏み込むのは、せっかく漢方薬を使っても、それを上回る原因が積み重なれば対処出来ない為です。
基本的に処方以外に関しては、食事・睡眠・運動・環境面(アレルギーの原因となるもの・ストレスの原因となるものなど)を確認させて頂きます。
そのうえで全く問題のない場合は、もちろん生活のスタイルを変えて頂く必要はございません。
変えたとしても、当初は慣れていない事で少し大変ですが、慣れてきて体調が整えばやって良かったと実感するものかと思います。
ご一緒に取り組み、良い未来を作りましょう。