アトピーと冷え

アトピーと冷え

アトピーと冷えの関係

アトピーと冷えが深く関係している事はよくネットでも書かれていると思います。

アトピーと冷え

深く関係している事も多いので記事にさせていただきました。

まず、アトピーと言えば表面が熱を持っているのですが、中は冷えている事が多々あります。(あくまで多いであり、全員ではありません)

特にもともと身体が弱い方はその傾向が強いです。

この中冷えがアトピーに対して起こす影響を書きました。

➀皮膚に必要なものが届かなくなる
冷えがあると血流が悪くなり、皮膚に栄養、潤いが行き渡らなくなります。
必要な物質が行き渡らないと言うことは皮膚のバリア機能が落ちると言うことですので、敏感な肌が生まれ、抗体が反応して炎症を起こしてしまいます。
➁栄養が作れない身体になる
冷えがあると消化器官が過活動、もしくは動きが悪くなりやすいです。
少し冷えている状態なら胃腸への血流が悪くなり、働きが悪くなりますし、人によってはお腹が渋る、嘔吐などがおきます。どちらにしろ、お食事で取ったものが吸収されにくい状態になっているので栄養不足の状態になりやすく、皮膚に届く栄養素も少なくなります。
➂ストレスを受けやすくなる
漢方で精神的な部分は心と言う機能が占めていると言われています。しかし、消化器官が働いていなければ、食事から栄養素を吸収し、心と言う機能を滋養できないので、働きが落ちてしまい、精神的に不安定になってしまいます。結果、考え事が多くなり、余計なストレスも多くなってしまいます。

冷える方の生活養生

生活養生として、入浴、身体を冷やさない食事、睡眠は必須になってきます。

39、40度の温度で20~30分の入浴を行ってください。

アトピー症状がある方はお風呂上りに痒くなると思いますので、保冷剤を患部に当ててください。

入浴後の血管拡張による痒みがひきます。

表面は冷やしても、中が温もっていれば問題ありません。

お口に入れる飲み物も体温よりも高い方がいいです。

また、食事面では身体を冷やす性質を持つ生野菜、生魚などは避けた方がいいです。

お口に入れる飲み物も体温よりも高い方がいいです。

睡眠は22時就寝でリズムを作っていった方がいいです。

肌、内臓が休まり、また自律神経が整うことで血管が拡張します。

今回記事にさせていただいた内容ですが、あくまでアトピー体質で冷えがある方を対象にさせていただいております。

アトピーの全ての方が冷えを取れば体質改善を図れるわけではありません。

人によっては温めることで改悪していく場合もあります。

当薬局では体質チェックを行い、その方に合った漢方薬、健康食品をご提案しています。アトピーでお悩みの方、一度ご相談ください。

関連記事

  1. アトピー性皮膚炎

    アトピー性皮膚炎

  2. アトピー性皮膚炎の相談事例

    アトピー性皮膚炎の相談事例(タチアワユキ茶)

  3. アトピーとストレスの関係

    アトピーとストレスの関係