肺気腫や慢性気管支炎である慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状にはどのようなものがあるでしょうか。
特に喫煙者の方は、日ごろから注意する必要があります。
見逃しがちなCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状としては、
- 階段の上り下りで息切れがする。
- せきやたんが出る。
- 風邪が治りにくく、せきやたんが出る。
- 喘鳴がある。
- 呼吸のたびにゼーゼー、ヒューヒューがある。
ちょっとした早歩きや階段の上り下り、体を動かしたときなどにこれまでにはなかった息切れを感じたり、風邪でもないのにせきやたんが続いたり、風邪をひいても治りにくくせきやたんが出たり、呼吸のたびにゼーゼー、ヒューヒューとなったりすることがCOPDの主な症状です。
しかし、これらの症状はありふれた症状であるため、歳のせいや風邪のせいと軽く考えることが多く見過ごしてしまいがちで、COPD発見の遅れにつながります。
そして、そのままCOPDが進行すると少し動いただけでも息切れするようになり日常生活もままならなくなってはじめて発見となることも多いのです。
COPDがさらに進行すると、命に関わる呼吸不全や心不全を起こしますので早期発見と早期治療が重要です。
COPDの増悪(ぞうあく)(急性増悪)とは?
「息切れの増加、咳や喀痰の増加、胸部不快感・違和感の出現あるいは増強などを認め、安定期の治療の変更あるいは追加が必要となる状態」を言います。
ただし、心不全、気胸、肺血栓塞栓症などの他疾患の先行の場合を除きます。
増悪が起きると呼吸機能や身体機能、栄養状態が悪化し、せきが止まらずに夜眠れなかったり息苦しさでからだを動かすことができないなど、日常生活にも大きな影響を及ぼします。
増悪が起きる以前の状態に回復するまでには数ヵ月かかることもあり、増悪を繰り返すことでCOPDがさらに重症化するため、増悪が起きないよう治療薬を毎日きちんと使うことが重要です。
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