いきなりですが、厚生労働省が発表した「平成22年国民生活基礎調査の概況」によると、病気やけが等で自覚症状のある者(有訴者)は人口千人当たり322.2(有訴者率)となっています。
男女で1位2位が少し違いますが、「肩こり」と「腰痛」が断トツで、女性では3位に「手足の関節が痛む」となっています。
このように、「肩こり」「腰痛」「関節痛」は、現代人の最も身近な悩みであるといえます。
また、このグラフの「有訴者」には入院患者は含まれませんから、まさに「未病」状態と考えられ、漢方が得意とするところなのです。
漢方で考える原因
漢方では、人の成長(生長)の中心的役割を担っているのは「五臓」のうちの「腎(じん)」(現代医学の「腎臓」とは異なります)と考え、骨の維持や生成などに深い関わりがあるとされます。
また、「肝(かん)」は「血(けつ)」という栄養を蓄え、筋肉の維持や生成などに関与しているとされています。
そのため、加齢によって身体を支えている骨や筋肉の力が低下し足腰が弱くなるのは、腎や肝のはたらきが衰えてくるからだと考えるのです。
また、年齢を重ねるにつれ、気(エネルギー)や血(栄養)も減少し、元気がなく疲れやすくなるとともに、身体の防御機能も低下してきます。
そのため、病邪といわれる「風(ふう)」「寒(かん)」「湿(しつ)」の邪が侵入しやすくなります。
そして、病邪が侵入すると気血の流れが悪くなって痛みを感じるようになり、その結果、慢性の腰痛や関節痛に悩まされるようになってしまいます。
独活寄生丸の効果
肝と腎でエネルギー(気)や栄養(血)が不足して機能が低下した「肝腎不足」の状態には、「補益肝腎(ほえきかんじん)」の働きが必要になります。
また、「風」「寒」「湿」の邪が侵入して起こる腰痛や関節痛には、それらの邪を取り除く「袪風寒湿(きょふうかんしつ)」の働きが必要になります。
この「補益肝腎」と「袪風寒湿」の働きがあるのが「独活(どっかつ)」と「桑寄生(そうきせい)」という生薬です。
独活は、「ウド」という名でよく知られたセリ科の植物の根茎部で、解熱・鎮痛作用があるとして昔からよく使われてきました。
また、桑寄生はクワなどに寄生したヤドリギ科の植物で、肝腎の栄養を補って風邪や寒邪、湿邪を取り除いて腰や関節の痛みをやわらげるとされています。
「独活寄生丸(どっかつきせいがん)」は、これら「独活」「桑寄生」のほかにも16種類の生薬を配合しており、つらい痛みをからだの中から改善します。
肩こりや腰痛、関節痛にお悩みの方は、ぜひ「独活寄生丸」をお試しください。
独活寄生丸
- 【効能効果】
- 疲れやすく、下肢が冷えやすいものの次の諸症: 腰痛、関節痛、下肢のしびれ・痛み
- 【分類】第2類医薬品
- 【容量】1包3g×60包
- 【価格】8,000円(税抜)
- 【用量・用法】
- 成人(15才以上)1日2回、1回1包を食前又は食間に水又は白湯にて服用
15歳未満は服用しないこと - 【発売元】クラシエ薬品株式会社
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