だらだら汗は肺が悪いかも?

だらだら汗が止まらず、凄く疲れやすい人って時々いますよね。

それって何なのか考えてみると肺の機能が弱った肺気虚という状態の可能性が高いです。

肺は衛気というものを体表部に送り、汗の開閉などを管理しています。

この肺の機能が弱ってしまうと、汗を締め付ける力が不足してダラダラ流れやすくなります…

また、いつも気と津液が漏れ出る状態なので、体的にも色々不足してくるので、疲れやすくなります。

衛気とは、体表部では衛兵みたいなもので、必要なものを出しすぎず、不必要なものを通らせない役割がありますが、これが不足すると出放題の入り放題という状態が作られます。

汗は止まりにくいし、風邪はひきやすいしとの状態ですね。

こう言った状態は肺の気を補う事で改善されます。

また、肺の機能が弱ければ他にも

・呼吸が弱い ・声が小さい ・動くとすぐに息切れ ・サラサラの痰 なども現れます。

アレルギー体質に多く見られる状態なので、体質改善を行いたい方はお気軽にご相談ください。

関連記事

  1. 生薬解説 淫羊藿

  2. 人参について

  3. 中医学的な月経③

  4. 漢方と西洋医学の違い

    漢方と西洋医学の違い

  5. 漢方の歴史

    漢方の歴史

  6. 血が不足すると洗剤で手がかぶれる