不妊症を身体の立て治しで克服

当帰養血精

不妊症克服の基本は身体の立て治し

今や不妊治療は高度な技術が発達して全体の妊娠率も上がってきていますが、時代の流れとともに高齢での妊娠を望まれる方が増えてきています。

しかし、ご希望にはまだまだのようです。

また妊娠されてもその後の問題も多く、妊娠後に悩まれる方も増えてきています。

逆に最近では高度な不妊治療だけに頼るのではなく、心と身体にかかる負担を少しでも軽減して健康で元気な赤ちゃんを産むために、基本に戻り自然妊娠を望まれる方も増えてきています。

当時36才のFさんのご相談事例です。

Fさんは自身の年齢を考え「早く妊娠したい!」という想いで一杯でした。

ですから、「自然妊娠なんて、いつ妊娠するかわからない」

「不妊治療をすればすぐ妊娠して赤ちゃんが生まれるのでは?」

と思い、自ら高度不妊治療を受けにレディースクリニックに行きました。

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友人に紹介してもらったそのクリニックは、きれいでゆっとりとした落ち着き感があり、先生も女性で優しく、看護師やスタッフの方も感じの良い方ばかりで「これなら早く妊娠する」と、当時は確信的な気持ちが持てたそうです。

しかし、治療が進むにつれFさんはさまざまな負担を感じるようになりました。

なかなか治療が思うようにいかなかったのです。

使う薬の量が増えればそれだけ身体的な負担が増え、1年ほどは余裕があった費用面もきつくなってきました。

治療費そのものが高いので経済的な負担がかかり、精神的な重圧も徐々に大きくなってきたそうです。

通院して2年目が経ったころには、身体や心の負担はさらに大きくなり、麻酔が嫌いなFさんは採卵の時の緊張感からなんともいえない疲労感を感じたそうです。

また、黄体ホルモン補充などの注射や飲み薬の副作用、最終的な結果が出るまでの不安感のため気持が不安定になり、ご主人と度々口論になることもあったそうです。

確信して始めた不妊治療でしたが、約3年半で通院を止められました。

長い不妊治療で心身ともに疲れ、その後1年2ヶ月もの間月経がなかったそうです。

Fさんは、結婚した当時までは生理痛は少しあったが月経は毎月遅れもなかったそうです。

しかし、冷え症だったため夏でもクーラーは苦手で、成人してから冬はスカートをはいた記憶は無いそうです。

胃腸も強いほうではないとのことでした。

Fさんは不妊治療をすることで身体に変化があったのでしょうか。

決して体外受精や顕微授精といった高度不妊治療を否定しているわけではありません。

西洋医学の部品的な治療方法もよいかと思いますが、まずは自分の弱いところを補い自然な身体作りをすることが先決だと考えています。

年齢のことを言って申し訳ございませんが、自然妊娠でも高度不妊治療でも30歳を過ぎてかわいい赤ちゃんをお望みの方は、身体の立て治しと自然な身体作りが必要です。

特に、冷え症は改善しておきたいものです。

当帰養血精

涙ぐんでお話をされていたFさんも、当帰養血精と亜鉛食品を飲用していただき、約4ヵ月後には月経がもどり、今年の4月には元気で骨太の男の子が誕生しました。

「結構遠回りしたけど元気で健康な赤ちゃんだったので安心しました。とても嬉しいです」

と、ご縁が良い結果となった事例です。

  • 妊娠を望まれる方にとって「冷え」は禁物です。
    特に胃腸が虚弱で冷えがある方は、骨盤、子宮内の血流が悪く、充実した栄誉粗や酸素を運ぶことが出来ません。
    また、子宮内膜の硬さにも影響を及ぼすこともあります。
    血液の流れの良い子宮にすることが妊娠しやすい環境と言えます。

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