自分のために赤ちゃんのために、亜鉛を摂取しましょう。
妊娠はゴールではありません。スタートです!
日本人は男女共に平均して亜鉛不足だということがわかっていますが、特に女性にとって亜鉛が不足すると不妊症や赤ちゃんの成長にも大きく影響し、さらに閉経後の更年期障害や骨粗鬆症などにも亜鉛が大きく関与してきます。
◎妊娠前に亜鉛が不足していると
亜鉛の不足によって女性ホルモンの低下や卵子の老化が進み、活動も低下し、着床し難くなります。
◎妊娠~出産期に亜鉛が不足していると
通常でも亜鉛不足ですが、妊娠するとさらに亜鉛の量は足りなくなり、より多くの亜鉛が必要となってきます。
妊娠すると受精卵が細胞分裂を繰り返すことで胎児が成長していくのですが、亜鉛が不足していると細胞分裂がスムーズに行うことが出来ません。
また、成長ホルモンが分泌されることで胎児は成長していきますが、ホルモンの分泌には亜鉛は欠かせないのです。
このように、妊婦は胎児のために多量の亜鉛を摂取していかなければなりません。
また、妊娠3~4ヶ月を過ぎると胎児に亜鉛が注がれ母体の亜鉛は急激に減っていきます。
脳の発達には亜鉛など栄養素は最優先で使用され、あまった栄養素がそれ以外の体作りにまわされるため、母体には充分な栄養素が必要となってきます。
亜鉛は羊水に多く含まれていることはご存知でしょうか?
亜鉛は羊水の抗炎症、抗菌、抗酸化力を高め、胎児の成長に大きな影響を及ぼします。
羊水中の亜鉛不足によって、発育障害、奇形を起こす危険性が高まることが報告されています。(日本栄養・食料学会監修 「亜鉛の機能と健康」より)
また、妊娠初期から亜鉛が不足が続くと、亜鉛が足りている妊婦に比べ、10倍近い確率で未熟児を生みやすく、流産や早産、奇形といったリスクが高まることもあります。
亜鉛不足をそのままにしていると、胎児の成長に影響を及ぼす事になりますので適度な亜鉛摂取に心がけましょう。
妊婦の肌荒れは亜鉛不足のサインですので、そんな時には注意が必要です。
このように、妊娠中のミネラルやアミノ酸の補充は胎児の生後の健康に大きく関与しているのです。
◎出産後 亜鉛が不足していると
初乳には亜鉛が多く含まれているので、乳児の免疫獲得のためにもとても大切です。
しかし、3週間後には母乳の亜鉛が減ってくるので、お母さんは亜鉛をいつもより多めに摂ることが大切となります。
人工粉ミルクは昔と違い栄養価が高く、母乳より亜鉛が多いので、お母さんが過労なので栄養状態が悪いときは、上手く利用することも亜鉛補給のひとつです。
くるみ薬局では、妊娠前から妊娠中、産後以降にもお母さんと赤ちゃんの健康や、ご家族様が快適な日々をお過ごしになるために、亜鉛食品の「アルフラット」やアミノ酸の豊富な「ビイレバーキング」をご紹介しています。
気になる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。