不妊症への漢方薬や機能性健康食品の役割

漢方とは

不妊症の定義は「正常な男女が結婚して、正常な夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、2年以上経っても妊娠が認められない状態」とされています。

「嫁し3年、子なきは去る」と言われた昔ならいざ知らず、現代では不妊の原因は男女の問題です。

不妊は夫婦が力を合わせ、二人三脚で最良の道を見つけることが大切です。

現在、進歩が著しい人工授精(AIH)の妊娠率が10%以下、体外受精・胚移植(IVF-ET)や顕微授精(ICSI)などの高度生殖補助医療でも妊娠率が22%以下で出産率は15%というのが現状です。

どうしてでしょうか?

それは、人工授精にしても高度生殖補助医療にしても、受精や受精直後から始まる受精卵の分裂・成長や子宮内に到着して子宮内膜に着床するのも「本人のからだ任せ」だからです。

ということは、まず充実したからだの立て治しをすることが妊娠率、出産率アップにつながるということなのです。

また、人工授精や体外受精を続けることは金銭的にも心身にも負担が大きくなっていきます。

漢方薬

そこで、自然妊娠を目的とした漢方薬、機能性健康食品の役割があると考えています。

人工授精や高度生殖補助医療が成功するために、妊娠体質をつくる基礎療法として、漢方薬や機能性健康食品でサポートができるのです。

もちろん、漢方薬や機能性健康食品だけでも不妊症を改善できる場合もあります。

不妊症にお悩みの方は、ぜひ一度くるみ薬局にご相談ください。

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