
冠心逐瘀丹(かんしんちくおたん)は、様々な病気の原因となる「瘀血(おけつ)」を解消して、本来の活き活きとした血行に戻す「活血」の働きがあります。
瘀血とは、血液が滞った血行不順の状態のことで、ストレスや食生活の乱れ、運動不足や喫煙、飲酒などが積み重なり気づかないうちに進行していることもあります。
血液は体の隅々まで酸素や栄養を運ぶ大切な役割を担っており、その血液が滞った血行不順の状態になると、様々な病気を引き起こしやすくなってしまいます。
目の下にくまができたり、舌の裏の静脈が紫色に腫れたりしたら、それは瘀血かもしれません。
また、頭痛や肩こり、めまいや動悸などのつらい症状が現れることがあります。
そんな「瘀血」を「活血」に戻す「冠心逐瘀丹」の特徴について解説します。
完成度の高い配合バランス
冠心逐瘀丹は、以下の6つの生薬から構成されています。
- 丹参(たんじん)
- 赤芍(せきしゃく)
- 紅花(こうか)
- 川芎(せんきゅう)
- 木香(もっこう)
- 香附子(こうぶし)
瘀血を改善する生薬を「活血薬」といい、「行血薬」と「逐瘀薬」の2種類があります。
行血薬には「川芎」や「鶏血藤(けいけっとう)」などがあり、血管拡張などの作用によって鬱血(うっけつ)状態をマイルドに改善します。
逐瘀薬には「丹参」「赤芍」「紅花」「桃仁(とうにん)」などがあり、血管拡張の他に抗凝血や分解吸収などの作用によって頑固な瘀血を消散します。
冠心逐瘀丹では、これらの活血作用に優れた「丹参」「赤芍」「紅花」だけでなく、気の巡りをよくする「川芎」「木香」「香附子」も加えて構成されています。
近年注目されている「丹参」
冠心逐瘀丹を構成する生薬の中で、特に近年注目されているのが「丹参」です。
丹参は、シソ科アキギリ属の植物で、生薬としてはその根を精製したものが用いられます。
日本ではあまり知られていませんでしたが、「丹参」には活血するはたらきがあり、中国では古くから使われてきた生薬です。
冠心逐瘀丹(かんしんちくおたん)
- 【効能効果】
- 中年以降又は高血圧傾向のあるものの次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
- 【分類】第2類医薬品
- 【容量】30包(1包3g)×3[90包]
- 【価格】12,000円(税抜)
- 【用量・用法】
- 成人(15歳以上)1日3回、1回1包を食間又は空腹時に服用
15歳未満は服用しないこと - 【発売元】クラシエ薬品株式会社
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