
冷え症は女性に多く、症状としては手足など体の末端の冷えから肌荒れや生理痛、生理不順や頭痛、めまいや腹痛、体のだるさや不眠などが起こり、できれば予防をしたいものです。
冷え性の原因として「自律神経の乱れ」や「ホルモンバランスの乱れ」などがありますが、その要因のひとつに「生活習慣」があると考えられます。
もちろん、冷え症に良い漢方や健康食品などを摂ることもおすすめなのですが、まずは自分で出来る冷え症の予防対策について考えてみましょう。
冷え症の予防対策
食事の改善
- 米・肉・魚・野菜など、バランスの良い食事を心がける。
- 体を冷やすような冷菓や、インスタント食品などの食べ物を控える。
生活習慣の改善
- 朝は早起きし夜ふかしをせず寝不足にならないようにする。
- 下半身を厚着に上半身は首周り以外比較的薄着を心がける。(頭寒足熱)
- 体を締め付ける衣服は避ける。
- シャワーではなくできる限り毎日お風呂の浴槽に入るようにする。
- 38~40度くらいのぬるめの湯にゆっくりつかるよう心がける。
- 冬はエアコンより下半身が温まる床暖房やコタツを利用する。
- 過度な酒やタバコは控える。
適度な運動
適度な運動は筋肉量アップと自律神経の機能を高める効果があります。
- マッサージや柔軟体操などを毎日少しずつ行う。
- 定期的に適度な運動や毎日30分は歩くようにする。
- 階段はなるべく歩いて昇降するよう心がける。
- 冷えを覚える部位の運動を行う。
- 下肢の冷えにはつま先や膝の屈伸運動や速足での歩行などを行うと良い。
いかかでしょうか?
日頃の生活習慣の中でもこんなにできることがありますから、ぜひチャレンジしてみてください。
でも、仕事や家事、子育てなどで忙しくてできないとか、いろいろ試したけど冷え症が改善しないという方は、ぜひくるみ薬局へご相談ください。