棗参宝(そうじんほう)の特徴

黒棗
棗参宝(そうじんほう)

棗参宝(そうじんほう)は、黒棗(こくそう)と朝鮮人参、阿膠(あきょう)を原材料としています。

この3つの原材料そのものは、それぞれが生薬として古くから利用されていたものです。

黒棗・朝鮮人参・阿膠を組み合わせた理由は、「棗参宝」の対象を主に女性に絞り込み、女性のトラブルをサポートすることが目的だからです。

この3つの原材料それぞれの特徴を知ることで「棗参宝」を理解できます。

黒棗

黒棗

「黒棗」は「こくそう」と読み、もとはクロウメモドキ科ナツメ属の「ナツメ(棗)」です。

ナツメを夜露にあてた後に日にさらし干したものを「紅棗(こうそう)」といい、この紅棗を蒸してさらに干し、シワが生じ黒味を帯びたものを「黒棗(こくそう)」といい「大棗」とも呼ばれます。

黒棗は、漢方でよく使われる生薬のひとつで、緩和、強壮、利尿、鎮痙、鎮静などに応用されます。

また、脾臓と胃の気を強壮にし、営気と血の強化や他の生薬の薬理作用を緩和するとされています。

ナツメの名前の由来は、夏に新芽がでるから夏芽(ナツメ)だというという説と、お茶に使う抹茶入れのナツメに果実が似ているからという説があります。

阿膠

阿膠

阿膠(あきょう)は、ロバの皮を煮詰めて作られる膠(にかわ)で「ゼラチン」のことです。

言い換えれば、ロバの皮の「コラーゲン」です。

最近でこそ「コラーゲン」が美容と健康に役立つということが知られてきましたが、約2,500年前から中国で使われている生薬なのです。

阿膠は、補血や止血作用のある生薬として用いられ、生理不順や生理痛の緩和、月経不順や子宮の不正大量出血、出産後の滋養や抜け毛の改善、便通の改善や骨粗鬆症予防、肌荒れや乾燥の防止、新陳代謝の促進など幅広い効果があるとされています。

特に「ナツメ(棗)」と「アキョウ(阿膠)」の処方は中国では昔から「女性の宝」といわれているとのことです。

朝鮮人参

朝鮮人参

朝鮮人参は、オタネ人参や高麗人参などとも呼ばれ日本でも強壮剤として広く知られています。

朝鮮人参はウコギ科の多年草で、一般的に食用されている野菜のニンジンはセリ科で全く別の種類です。

朝鮮人参は、中国や朝鮮半島はもとより日本でも古くからよく知られた薬草で、枝分かれした根の形が人の姿を思わせることが名称の由来と言われています。

朝鮮人参の薬用部位は主に根で、有用成分はジンセノサイドとよばれるサポニン群で、滋養強壮、糖尿病や動脈硬化にも効能があるとされ、漢方では他の漢方の薬効を強める働きがあるとして多くの漢方薬に処方されています。

※ 以上は、生薬としての効能であり商品の効果を標榜するものではありません。

棗参宝(そうじんほう)

棗参宝(そうじんほう)

栄養成分表示[1粒あたり]
エネルギー 0.92kcal
タンパク質 0.056g
脂質 0.003g
灰分 0.006g
炭水化物 0.165g
ナトリウム 0.51㎎
0.04㎎
カルシウム 0.27㎎
コラーゲン 5.77㎎
  • 【商品名】 棗参宝
  • 【名称】  黒棗(こくそう)加工食品
  • 【原材料名】
    • 黒棗、朝鮮人参、阿膠(コラーゲン)
  • 【内容量】 100粒入
  • 【保存方法】
    • 高温多湿及び直射日光を避け冷暗所に保存
  • 【販売者】
    • 株式会社徳潤
    • 神戸市中央区磯辺通4-2-8
  • 【価格】4,700円(税抜)
  • 【お召し上がり方】
    • 1日6~9カプセルを目安に水でお召し上がり下さい。
      開封後はふたをしっかり閉め、早めにお召し上がり下さい。

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