妊娠期も授乳期にも必要な亜鉛

不妊外来2年間で卒業
妊娠期も授乳期にも必要な亜鉛

亜鉛は、世界的にもですが日本においては摂取不足として厚生労働省が呼びかけをしています。

亜鉛は各臓器や部位に必要なもので、血糖を下げるインスリンや精子を作る材料としても大切なものです。

また、肝臓にも大切なもので肝臓内では色々な働きをしています。

このように、亜鉛は妊娠前にも必要ですが、妊娠するとさらに亜鉛が必要になります。

さて、どうしてでしょうか?

妊娠すると、受精卵が細胞分裂を繰り返して胎児へと成長していきますが、この細胞分裂に亜鉛は必要不可欠なのです。

次に、胎児となったあとは、成長ホルモンで成長していきますが、成長ホルモンの分泌を助けるのも亜鉛です。

また、胎児の脳の発達のために栄養素は最優先で使用され、あまった栄養素が脳以外の体作りにまわされます。

栄養素の中の亜鉛の割合は高く、それらの栄養素が体作りに不足すると筋肉や骨格などに影響を及ぼします。

妊娠14週目を過ぎると、妊婦の血中の亜鉛濃度は急激に減少してしまいます。

亜鉛不足で週数を重ねると、胎児の成長に影響を及ぼす事になります。

また、亜鉛は羊水に多く含まれ、羊水の抗炎症、抗菌、抗酸化力を高めます。

羊水の亜鉛が不足することで、発育障害などの危険性が高まることも報告されています。

人間が生まれた時から体の構成成分である亜鉛などを補充することで、きれいな羊水になります。

羊水にも亜鉛が良いのです。

また、乳児期の脳や骨形成などにも亜鉛は必要です。

そして、初乳には免疫獲得に亜鉛が多く含まれていることが大切です。

3週間後からは母乳の亜鉛が減ってくるので、お母さんは亜鉛をいつもより多めに摂っていく必要があります。

亜鉛が足りている妊婦に比べ、亜鉛不足の場合は10倍近い確率で未熟児を生みやすく、早産や流産、また奇形といったリスクも高まります。

妊婦の9割は亜鉛が不足しているといわれています。

また、亜鉛以外にも良質なアミノ酸を摂取して元気な赤ちゃんを産みましょう。

亜鉛は、乳児期だけではなく幼児期~も成長を助けるミネラルなのです。

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